お知らせ

2023年09月23日

「令和の本堂大改修」9月の工事の様子

本堂改修の様子を皆様に随時お届けいたします。

工事前の本堂内の様子はこちらで見ることが出来ます。[360°動画です]

【9月2日更新】

本堂を覆う素屋根の組立作業も終盤に入りました。本堂屋根よりも一段と大きな素屋根のお陰で雨をしのぐことが出来ます。今後はいよいよ銅板瓦を取り外す作業が行われます。

 

 

9月1日には、ひと際大きな「令和の本堂大改修」の文字が掲げられました。

本堂南面

 

 

本堂正面

 

 

設計監理 伊藤平左エ門事務所    施工 金剛組

 

 

 

素屋根と足場の組み立て作業と同時に進行していたのが基礎工事です。不陸を調整するために基壇が一部解体され、周囲を取り囲む石積みが取り除かれていきます。

 

上部の葛石(かつらいし)が取り除かれ、四角の間知石(けんちいし)が残っています。

 

 

間知石の裏側

 

職人様の手によって、間知石が一つずつ取り外されていきます。

 

 

全ての間知石が取り除かれ、基壇の土が見えました。昭和初期に延べ5万人で行われた「石づき作業」の結晶です。

 

 

 

 

【9月23日更新】

平野にひと際大きな素屋根が天を突いています。 雨をしのげるようになった今月、ようやく銅板瓦の取り外し作業が始まりました。

一枚ずつチョークで番号がふられているのがわかります。 まず、この距離で屋根に載る銅板を見ること自体、初めてです。

 

職人様の手によって一枚ずつ剝がされる銅板瓦。 銅板の下には木部が見えます。

 

設計監理の伊藤平左エ門の担当者様と木部サンプルを前にして打ち合わせの様子。 手に持っておられるのは、新しい瓦葺きの図面でしょうか。

 

 

 

【9月27日更新】

屋根の切妻部分(斜めになっている部分)にある破風板(はふいた)の取り外し作業です。近くでみるとその大きさがよくわかります。

 

 

破風板(はふいた)が持ち運ばれていく様子。

 

 

今後も随時更新いたします!

 

足場を背景に山門屋根を映しました。

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