先祖供養
今ある命は今だけの命ではない。
数えきれない命のつながりをいただいて、
今の命がある。
ご先祖への感謝や敬意を表するために
人間は一人では生きてゆくことは出来ません。多くの人や物に支えられ、力を頂いて今日の命があるわけです。
いうなれば計り知れないご恩をたくさん頂いているとも言えます。
仏教ではご恩の中に「父母の恩」が説かれています。そこには両親をはじめご先祖のご恩を身心で受け止め感じとり、伏し拝んで感謝報恩の思いをこめることが、人としてのあるべき姿であると教えています。
私たちにはそれぞれ父母がおり、祖父母がおり、またさらに上のご先祖様がおり、それらの方々がいなければ、現在の私たちは存在しません。
最も身近な存在として私たち肉親が拝まなければ、他に誰が拝むのでしょうか。
太陽を崇拝する人は世界中、沢山います。しかし、わが親、わが先祖は、私が拝まなければ誰からも忘れ去られた哀れな存在となってしまうのです。
この肉体がなくなった時が“死”ではなく、誰からも忘れ去られた時が“死”であるとも言います。
計り知れないご恩をいただいたご先祖への感謝や敬意を表するため、私たちは先祖供養を行います。
ご回向について
もし、自分が最期を迎えるとき、意識があれば何を想うでしょうか。
色々と過去を振り返ることもあるでしょう。そして最期の一息という瞬間には、残していく者を想うのではないでしょうか。
子供のこと、孫のこと、奥さん、ご主人、友人、ペット。
自分が死んだあとに残していく者のことが気になるのではないでしょうか。
亡くなった父母、祖父母から今を生きる私たちの幸せを願ってくれているのです。
残された私たちに出来ることは二つ。
頂いたこの命に感謝をすること。そして今生きていることを喜ぶこと。
この感謝と喜びをご先祖に回し向けるのが先祖回向なのです。
大念佛寺では僧侶による読経(どきょう)と回向(えこう)により、先祖供養を行います。
満中陰(四十九日)、一周忌、三回忌など年回忌法要は本堂にて行います。
また、それ以外のお盆、お彼岸、月命日などのご回向は楽邦殿(納骨堂)にて行います。
回向受付
納骨堂、本堂で行います。
ご先祖様の供養、年回忌法要、水子供養、御祈祷を行います。
- 回向受付
- 瑞祥閣内の受付へお越し下さい。順番が来ましたらご案内いたします。
受付の順にご回向いたします。 - 受付時間
- 午前9時30分から午後4時(年中無休)
千体水子地蔵
納骨堂(楽邦殿)にて永代供養いたします。
※詳しくは「よくあるご質問」をご覧ください。
よくあるご質問お申し込み
お申し込みから当日の流れについては「お申し込みの流れ」ページをご覧ください。
お申し込みの流れ