一般納骨
納骨いただいたご霊骨を合祀し、楽邦殿にて永代お祀りします。
但し、納骨後のお引き取り及び胎内仏への変更は一切できません。
仏教では亡き人の遺骨を崇めまつる習慣が古くからありました。
紀元前5世紀の頃、お釈迦さまが80歳で亡くなられると、多くの弟子たちは悲嘆の中にも、偉大なる師に対する恋慕の情たちがたく、その遺骨を各地に配分し、丁重におまつりし、生きませるお釈迦さまに対するように、供養を捧げました。そして遺骨をまつった所に塔を建て、遠くからでも拝めるようにしました。
日本では古くから土葬が主流でしたが、それでも遺髪や装身具等を山岳霊場に納める風習がありました。8世紀初頭より火葬が行われるようになると、遺骨の一部(喉ぼとけ等)をお寺に納め、ご本尊のお膝もとで永遠に安らぎを得ていただきたいとの切なる思いが納骨供養となって定着しました。こうしたことからお寺に納骨するという風習は特に関西方面では今なお続けられています。
大念佛寺では納骨にお越しいただきましたご家族1軒ずつ、本堂内陣のご本尊の御前に設けられました納骨祭壇にご霊骨を安置し、1霊ずつ懇ろに納骨供養のおつとめをいたしております。
また大念佛寺の納骨には胎内仏納骨と一般納骨の2種類の方法がございます。
胎内仏納骨とは納骨いただきましたご霊骨をまず小さな小仏の体内に納め、後日胎内仏開眼法要(11月3日)に於いて万部でおなじみの菩薩さまが、この小仏をお導きいただき大きな菩薩像(胎内仏)の胎内にお納めする納骨で、楽邦殿(納骨堂)にこの菩薩像を安置し永代おまつりいたします。またどの菩薩像(胎内仏)に入っておられるか分かる方法です。
一般納骨とは納骨いただいたご霊骨を合祀(他のご霊骨と合わせまつる)して楽邦殿に永代おまつりする納骨方法です。ただし胎内仏納骨のようにどこに納めさせていただいているかは判別できません。
大念佛寺では、ご本尊十一尊天得阿弥陀如来の広大無辺のお加護のもと、日々経典読誦の功徳と供養によって、納骨の各霊が清らかなお浄土に安らいでいただけることと存じます。
宗旨・宗派を問わず納骨いただけます。
納骨は本堂にて個別に行います。
納骨いただいたご霊骨を合祀し、楽邦殿にて永代お祀りします。
但し、納骨後のお引き取り及び胎内仏への変更は一切できません。
納骨いただくご霊骨を1霊づつ小さな仏様に納め、更に大きな菩薩様の胎内にお納めいたします。
保管納骨より胎内仏納骨に変更することもできます。菩薩様の胎内に納める胎内仏法要は毎年11月3日に行われます。
お墓の建立、胎内仏への変更するまでなど、1年更新で一時的にお預かりする納骨です。
詳しくはお問合せください。
本骨 |
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胴骨・墓じまい |
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本骨 |
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胴骨・墓じまい |
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胎内仏納骨 |
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特別御開帳 |
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諸費用の違いは、僧侶の人数などによります。
特別ご開帳とは、本堂正面のご本尊(十一尊天得阿弥陀如来)の扉を開帳し納骨のご回向を致します。
瑞祥閣内の受付へお越し下さい。順番が来ましたら本堂へご案内いたします。受付の順にご回向いたします。
受付時間午前9時30分から午後4時(年中無休)
但し 5月1日から5月6日は納骨の受付をいたしておりません。
法要時はお待ちいただく場合があります。
事前にお問い合わせください。
お申し込みから当日の流れについては「お申し込みの流れ」ページをご覧ください。
お申し込みの流れ