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融通念佛宗総本山 大念佛寺

大震災に寄せて

御遠忌(ごおんき)を迎えて(六)はこちら

三月十一日に発生した東北関東大震災は、想像を絶する大津波を伴い、未曾有の大災害をもたらし、多くの人たちの命が失われ、家や田畑それに漁業船舶等が壊滅しました。また多数の行方不明の人たちがおられます。更に原子力発電所の大規模な事故が引き起こされ、大災害に追い討ちをかけました。まさに阿弥陀経に説かれる五濁悪世(ごじょくあくせ)の劫濁(こうじょく)の現実を見せつけられたような思いであります。

幸い、今日一日の生命をいただいた私たちに、今できることは何かを国民ひとりびとりが真剣に考えなければならないと思います。

まず私たちは、この震災において心からなる祈りを捧げ、亡くなられた方々のご冥福と、被災されたすべての人びとにお見舞の気持を寄せ、併せて一日も早い復興の願いを捧げなければなりません。

仏教で説く無財の七施の中で、まず心施、すなわち心を捧げること−これを実行していただきたいのであります。これならだれでもできます。具体的にいえば、合掌心念してお念仏を十遍乃至百遍称えてください。

次には自分の力に従って救いの手を差しのべてください。各地各所において義援金の募金や物資の救援活動が行われていますが、私たちにできる最も手近なことは、こうした布施行の実践でしょう。

人類みな同朋≠フ立場から、諸外国からも援助の手がいち早く差しのべられています。本当に嬉しい限りであります。私一人の中に世の中のすべての人が、何らかの形で宿っているのです。人はみな網の目のように縦に横に持ちつ持たれつしてかかわりあって生きているのです。被災者の苦しみ悲しみをわがものとして受けとめていくことが肝要であります。

宗団としましても、宗内寺院に募金をお願いし、これをまとめてお送りしたいと考えております。また総本山大念佛寺では、一日三度の勤行(ごんぎょう)において、亡くなられた人たちの追善を回向するとともに、より早い復興を如来前に祈願しております。

また五月一日から五日までの万部大法要では、追悼会を併修する予定であります。

皆さまがたのご支援ご協力をお願い申し上げます。

『ひびけ念仏の声、とどけこの祈り』

御遠忌(ごおんき)を迎えて(七)はこちら

融通念佛宗 宗務総長
吉村 ワ英
平成二十三年三月十七日

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